INSPIRON1501でのMultiboot環境づくりの経験を
紹介してきましたが、デスクトップ環境に最新のfedora7のインストールを行い、lanアダプターで苦労した経験を紹介します。
それはNECのpcにwindowsMEが入っている環境で、MEが不安定で突然「ウインドウズの一般保護例外」になりクラッシュする不具合が頻繁に起こって困っていました。
このため最新のfedora7を導入してdualboot環境をつくろうとしたわけです。
ところが、この作業には思いがけない困難が待ち受けていました。インストールしたfedora7がLANアダプターを認識しないのです。LANボード(アダプター)を3回代えてやっと認識するようになりました。
認識しないとインストーラーはLAN設定画面が出ません。このためインストール後に設定作業をするのですが、何回やっても”休止”状態で認識しないのです。
このため他のPCIバス対応のLANボードやUSB対応の外付けLANアダプターに代えてみましたがいずれも失敗。
最後にインターネットで検索しLinux Readyと表示のあるLANアダプターPCI FNW-9803-T2に巡り会うことができました。このアダプターをPCのPCIスロットに取り付けfedora7をインストールしなおすとインストーラーはLAN初期設定画面で出力認識し、インストール作業は見事に成功しました。これで古いサポートのなくなったMEがfedora7として生き返ったわけです。資源と環境大切にできたことを喜んでいます。
なお今回もパーティションを変更するのにシステムコマンダーを使いました。