ページビューの合計

2011年12月22日木曜日

REGZAとDELL_Precisionで放送とパソコンの融合


今回は、デスクトップパソコンでのmulti_os環境の構築とREGZAでの放送とパソコンの融合環境構築の経験を紹介したい。


  1. DELL_PrecisionをXPとVISTAの multi_OS環境として構築する
    ①中古購入した DELL_Precision 390の環境 OSはXP Professional、CPUはIntel(R)  Core(TM)2 処理速度は2.13GHZ  RAM2.0GB 32ビットOS HDは640GB グラフィッ ク はnvidia Gforse570(256B) だった。
    ②この環境をVISTA(Business 32bit)と multi_OS環境にする作業を行う。
    ③まずシステムコマンダー9をXPを起動しDVDドライブからインストールし再起動する。
    ところがシステムコマンダーの初期画面から手動でパーテション操作を行おうとすると 
      ・再起動を繰り返すという不思議な現象に遭遇する。LBサポートセンターに問い合わせると画面解像度が1920*1080のために起こる現象でライフボートから修正ファイルをダウンロードすれば解決することがわかり修正ファイルをダウンロード、インストールする。 
    ・しかし再起動の現象がとれず、仕方なくCD起動でパーテション操作画面にたどり着く。
    ・これでうまくパーテション操作ができるかと思ったが、今度は手動操作画面でパーテションを300GBずつに切ろうとすると”クロスリンク”がありこの作業ができないと表示される。 再度ライフボートに問い合わせると、デフラグを行ってクロスリンクをとるよう案内され実行する。これで何とかパーテション操作が実行でき無事VISTAをインストールする。(この作業は初めアナログ出力を使わないとできない)

  2. 今度は nvidia Gforse570 からREGZAへの接続作業に入る。
    ① nvidia Gforse570 からの出力はDVIが2つあり片方にはアナログ出力のVGAがついている。(作業は初めアナログ出力を使う。次にDVI=>HDMIを使う)
    ②REGZAへの出力は、DVI->HDMI変換アダプターが必要でELECOMのAD-DTHとデユアルリンクディスプレイケーブルCAC-DVDL20BKを購入し接続する。
    ③REGZAのポートはHDMIの<1>を使う。しかしこれだとSONYのブルーレイレコーダーが接続できないため、バッファローのHDMI切り替え機を購入し接続、PCとブルーレイレコーダの切り替えができるようになる。

  3. これでシステムコマンダーの初期OS選択画面がPCの電源を入れると出力するようになる。
    ノートPCの場合と異なるのは、この2つのOS選択が起動の初めに選択できる点で、OSが立ち上がってから画面を2つ作る作業は必要ない。

  4. REGZAでの放送とパソコンの融合は、①地デジ②HDMI1③HDMI2の入力切り替えでリモコンから行える。DELL_Precisionは②を選択しPCの電源を入れればOS選択画面が出力される。大変高度な環境になったものだと現代の科学技術水準に驚嘆する毎日である。

2011年12月21日水曜日

REGZAでのTV放送とコンピュータの融合環境を構築


今年の夏は、7/24の地デジ化期限に間に合うように、東芝のREGZAとSONYのブルーレイレコーダー(BDZ-AT500)を購入することになった。これを機会にTV放送とコンピュータの融合環境を構築できないか模索、INSPIRON1501と新しく中古購入したPRECISION390でのmulti_os環境をREGZA上で融合できた経験を2回に分けて紹介したい。(ただし、multi_os環境はXPとVISTAでLINUXでは実現していない)

今回は、まずすでに実現しているmulti_os環境のINSPIRON1501をREGZA上に出力した経験を紹介したい。
  1. 変換アダプターBUFFALO GX-HDMI/U2をオークションでバルク品で安く購入
    この製品はパソコンの画面をテレビに映せるというものでさっそくオークションで購入。
  2. REGZAのHDMIポートは2ポートありHDMI<2>のポートをPCに設定。INSPIRON1501からのUSBケーブルを接続するためには、変換アダプターBUFFALO GX-HDMI/U2を購入してHDMIケーブルとUSBケーブルを接続することができた。
  3. GX-HDMI/U2に付属するデバイスドライバー(ユーティリティCD)をXPにインストール
    GX-HDMI/U2をパソコンに認識させるためにはデバイスドライバーが必要でこれをインストールする。(CDがない場合はBUFFALOホームページからダウンロード)
  4. システムコマンダーのmulti_os選択初期画面は、最初はREGZA側には出力せず、INSPIRON1501側の液晶画面に出力する
    OS選択後、たとえばXPを選択してXPが立ち上がりステイタスバーのGX-HDMI/U2のアイコンでミラー設定するとノート側とREGZA側の両方の画面に出力する。詳細設定でどちらの画面を1,2するかも設定できる。(この点が2回目に紹介するデスクトップパソコンと違う点)

    これで、まずノートパソコンからREGZAへの出力は実現した。

2011年10月12日水曜日

3Dグラフィックス環境をDebian_lennyに構築

linuxで2D・3Dグラフィックス環境を構築したいと思い、いろいろ調べた結果、「OpenGL」と「GLUT」というグラッフィクスライブラリーを導入することになった。

プログラミング言語はC/C++で進める。

私のMultiboot環境のINSPIRON1501でこれらのソフトを簡単にインストールできたデストリビューションはDebian_lennyだった。

DebianのsynapticはGUIツールで簡単にdebianリポシトリーと通信し各種のソフトの無料ダウンロードが可能だ。さっそく「OpenGL」と「GLUT」を一つ一つ検索する。


OpenGLはSGI社が開発したグラフィックライブラリーで、マイクロソフトもライセンスを得て自社のOSに搭載したため、OSに依存しないソフトとして”業界標準”に登り詰めた。GLUTはこの「OpenGL」のtoolkitにあたるもので「OpenGL」を使いやすくするために開発された。

Debianのsynapticで「OpenGL」と「GLUT」での検索をかけると、「OpenGL」は[freeglut3」に、「GLUT」は「libglui-mesa」という名前でダウンロード、インストールを行うことが出来た。(どのデストリビューションでもこれに近いソフトがありインストール可能だった)

早速、サンプルプログラムでdemoを行う。この中で次の2つの点で困った経験を紹介する。
①デストリビューションでの導入は、C言語ソースプログラムの冒頭に次のインクルード文を挿入すれば普通にコンパイル(ビルド)ができ実行ファイルが出来る。

    #include <GL/glut.h>
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

検索で「OpenGL」と「GLUT」という名称のソフトがないので単独で「OpenGL」と「GLUT」のWebページからソースをダウンロードしコンパイルしなければならないのかと困っていた。(aliasやシェルスクリプトを書くことになることが分かり、これを避けたかった)偶然下記のサイトで①でやれば
出来ることにがわかり、さっそくやってみてコンパイルは成功した。

     http://www.wakayama-u.ac.jp/~tokoi/opengl/libglut.html

②freeglutでのコンパイルは、シェルモードで
% gcc -o filename.c -lglut
  でコンパイル出来、emacsでのコンパイルでは make を使う場合
Makefile で
filename : filename.c
      ・・tab・・gcc -o filename.c -lglut filename  
               (filenameは該当のファイル名)

  とつくれば、コンパイルは出来る。
通常のgccコンパイルに、オプションの-glutをつける。 このオプションをつけることが最初は分からず困っていたがこれも上記のサイトが解決してくれ た。大変感謝したい。


2011年9月13日火曜日

linuxプログラミングでのバグとりgcc,make,ddd

UNIXでの統合開発環境emacsでのプログラミング作業環境を引き続き構築する。(windows環境でのプログラミングは多くの方が行っており・・・visual studioの簡易無料版など、UNIXではfreeで、制限のないプログラミングが出来るので)

プログラミングで一番手こずるのがバグ取りだ。UNIXの長い歴史でこの分野の 開発tool が成長している。

バグには3つの種類がある。

①コンパイルエラー:コンパイルの際その言語の文法にそぐわないためバイナリー(機械語)に変換出来ない。
②ランタイムエラー:実行ファイルになってからのエラーで実行時に発生するエラー。
③論理エラー:コードのコンパイルと実行でエラーが発生しなくても、操作の結果が予想と異なるエラー。


emacsには、この3つのバグ取り作業 tool がシームレスにメニューにあり、この3つに対応した作業が出来る。

①にはgccがありメニューのコンパイルをクリックすればコンパイルモードに変身し、コンパイル出来ない箇所を一覧に表示する。バグのある行番号が明示されるのでこれをクリックとソースコード該当箇所に飛びバグ取り作業が行える。emacsを2つ起動して作業すれば迅そくに作業が行える。

②にはGDBがメニューにある。GDBはGCCでコンパイルされたデバック情報を扱うことが出来デバッガーだ。 ただしこれを使う場合、コンパイル時に -g オプションをつける。gdbで使えるデバック情報が実行ファイルに追加される。 (sampleファイルのコンパイル)

    $ gcc -g -o sample sample.c
 
(注意しなければいけないのは通常のコンパイルでは -g は外す。処理が遅くなるので。makeファイルを、test用と2つつくるとよい)

③についてはDDDがある。②の作業をGUIで行うツールで GDB のフロントエンドとなってり、③の作業もこれによって大巾にデバッグ作業が視覚化され、はかどる。
 DDDは各デストリビューションのリポジトリーからGUIツール(yumなど)で簡単にインストール出来た。MULTI_BOOT環境でのプログラミング環境構築がすすむ。

2011年4月13日水曜日

Dell Optiplexで 1TBのHDをXPとWin7で共有

写真・動画編集を行うために、最近1TByteのHDを購入しDELLOptiplexにMultiboot環境を構築したのでその経験を紹介したい。

 

  OptiplexGX20にはXP Proが初期インストールされている。
  購入したWin7Altimateをインストールするところから始める。

1.system commander7で80GbyteのHDに20 Gbyteの空き領域を作
    成する。

2.NTFSでフォーマット

3.Win7新規インストール

4.MBRがWin7で上書きされる

5.System commader7のCDで立ち上げMBRを修復 XPとWin7
    がsystem commader 上で独立して起動出来るようになる。
   (multiboot環境をWin7で行うのであればsystem commaderを削除 
  してもよい。その場合はWin7を立ち上げるとEarlier version of  
   windows と表記される)



6.BUFFALO HD-CE1 1TBをUSB接続

7.Win7を起動しDISK管理・・・マイコンピュータを右クリックしDISK管理
    クリック

8.接続した1TBのHDを認識したか確認・・・disk0とDISK1の表示

9.DISK1をNTFSで1TBをフォーマット

10.Win7ではDISKのパーテションが作れるので画像用に500Gbyte
      映像用に500Gbyteを作成(diskを右クリックし縮小、拡大の操作ま
      たはsystem commaderでパーティションを500Gbyteずつ切り
      win7でNTFSフォーマットしてもよい)


11.これでXPとWin7の両方からアクセス出来る

わたしのこの1年間の写真集をyoutubeに公開しました。

YouTube - 20101107-001わたしの小品『四季』.mpg