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2023年4月19日水曜日

MultiWriter5000N Debiam GNU/linux11 CUPSからのインストールが出来た!!

カラーレーザーのMultiWriter5750cと対で愛用している白黒レーザーprinterのMultiWriter5000N をDebiam GNU/linux11に引き続き使用できるようにドライバーのインストールを目指す。インストールpcはdynabookだ。
 今回も古い機種でlinuxと言う条件のためNECサイトでは対応できず、いろいろ探した結果少し工夫してCUPSからのインストールに成功した経験を紹介したい。


 

 

 

 

  1. CUPSの管理画面
    ★ログイン・パスワードの後=>プリンターの追加=>メーカーをNECを選択=>モデル選択画面=>MultiWriter5000Nは出力していない
    ★CUPSはGUIツールで操作しやすい





  2. MultiWriter5000NはOEM製品であることがわかる
    ★MultiWriter5000NはFUJIXEROX Documentprint2020のOEMでBrother HL-2170Wのドライバーで動くことが下記サイト紹介されている
    ゼロックスはDocuPrint 2020、ブラザーはHL-2170W という型番


  3. このためベンダーを変更してドライバーモデルを探す
    ★プリンターの追加=>メーカーBrotherを選択=>モデル選択画面=>HL-2170W
     =>数種類あるので最後のHL-2170W Foomatic/ljet4(en)を選択



    ★ブラウザからhttp://localhost:631/=>printerタブ=>MultiWriter5000N=>メンテナンス=>テストページ印刷=>見事に出力する
    ★これで白黒印刷に対応できるようになった
     

2023年4月18日火曜日

Debian GNU/linux11にNEC MultiWriter5750Cドライバーをインストールできた!!

 

DualBootにしたdynabookのDebianGNU/linux11に早速NEC MultiWriter5750Cドライバーのインストールに取り組む。
WondowsではNECサイトにxp〜win11までのドライバー、32bitと64bitが用意され比較的簡単にインストールできる。
 しかしlinux環境ではベンダーが親切な対応をせずドライバーが簡単には導入できない。特に古い機種のプリンタードライバーの入手は大変困難であることがわかった。こうした状況であるがなんとかMultiWriter5750Cドライバーをインストールできた経験を紹介したい。


  1. MultiWriter5750Cドライバーは10年ほど前にはlinux版をNECサイトで公開していたようだ。しかし現在は64bit版しか公開されていない。
    ★linux用プリンタードライバーを管理するCUPSはEasy Software Productsのマイケル・スイートとアンドルー・ゼンフトによって1999年の秋に作成された。
    CUPS(Common UNIX Printing System)は、その後、Apple ComputerMac OS X v10.2のデフォルトの印刷システムとして2002年3月にCUPSを採用した。詳しいことは
    =>CUPS
    ★CUPSに収録されているドライバーは最近のプリンターに限定されており10年前に販売されていた機種はサポートされていない。MultiWriter5750Cドライバーは収録されていない。(当時は32bit版が主流であった。現在は64bit版が主流になりつつある)
    ★linux用32bit版ドライバーをNECサイトで探すも、すでに削除されていることが判明
     する   404NotFound mw5750cドライバー

  2. このためgoogle で検索をかけると次のサイトにdebパッケージファイルが存在することがわかる
    MultiWriter5750C32bitのパッケージ
     早速ダウンロード
  3. ダウンロードしたdebファイルはDebian11のどこに入ったのか?
    ★home/○○○/ダウンロード/nec-multiwriter-5750c_1.0-2_i386.deb
     に格納されていた
     =>


  4. この場所をxtermで管理者権限でdebファイルを開く
    ★su=>パスワード=>#dpkg -i ./○○○/ダウンロード/nec-multiwriter-
      5750c_1.0-2_i386.deb
    ★警告表示
     

    ★このため xtermに #PATH=$PATH:/usr/sbin と入力すると展開が始まる
     PATHを通すとは?
    ★次にインストール作業
     #dpkg -i ./ダウンロード/nec-multiwriter-5750c_1.0-2_i386.deb
    ★警告表示は出ずインストールに成功した模様
    ★事前にインストールしていたGIMPから1枚の画像を使い印刷できるかテスト
    ★printerの電源を入れmultiwriter5750Cにして印刷・・・見事成功‼

  5. CUPSでmultiwriter-5750cが出力しているか検証してみる
    ★cupsのインストール  #yum -y install cups
    ★webブラウザで http://localhost:631 にアクセス
    ★プリンター管理を開く(管理者権限とパスワード入力)=>プリンタの追加
     =>printerの名前と場所を入力=>ベンダーの名前を選択(NEC)=>プリンターモデル一覧が出る=>multiwriter-5750cが出力している=>選択






    これで追加ができる=>testページ印刷は=>メンテナンスをクリック=>テストページ印刷が2番目に出力する


2023年4月11日火曜日

Debian GNU/Linux11とWin10pro DualBootに成功

dynabook Satellite T42はVistaで登場した機種で中古で買ってWin10proにアップグレードして使っている。先のblogで紹介したようにHDDをSSDに換装し高速化とドライブの容量を234.47GBに増量した。このドライブにDebian GNU/Linux11を入れてDualBoot環境にすることを試みる。linuxは10数年ぶりに挑戦するOSで楽しみだ。














  1. なぜDebian GNU/Linuxを選択するのか
    ★商用OSの対極にあるGNUの理念/精神によって作られておりその中核にあるOSの1
     つがDebian GNU/Linuxである
    ★GNUの理念/精神は人類の知的営みを一部に独占させない運動…自由ソフトウェア
     GNUとは?
    ★世界のプログラマーがボランティアでこのような優れたソフトを無償で提供している
     ことに驚きを禁じ得ない
    ★現在の世界ではプロフィットやリターンを求めることが普通であるががその真逆の世
     界がDebian GNU/Linuxに典型的に表現されている
      Debian

  2. 中古pcのTOSHIBA dynabook Satellite T42の環境は
    ★CPU:Intel(R) Core(TM)2 Duo CPU     P8600  @ 2.40GHz   2.40 GHz
    ★RAMU:4.00 GB (2.87 GB 使用可能)
    ★システムの種類:32 ビット オペレーティング システム、x64 ベース プロセッサ★Windows 10 Pro  22H2
    ★HDDはSSDに換装

  3. ディスク(0)のパーテション分割を行う
    ★windowロゴ右クリック=>ディスク管理(k)=>ディスク0238.47GB=>
     88.67GBの未割当を作成
     



  4. 出来た88.67GBをlinuxパーテションにするためext4ファイルシステムにフォーマット
    できるアプリを探す
    ★easyBCDは、windowsのNTFSは作成できるがext4は作成できない
    ★そこでgoogleでext4作成ソフトを検索すると
      =>   Windows 10/8/7 でEXT4 パーティションをクローンする方法-EaseUS
     のEaseUS Partition Masterというソフトがあることがわかり早速インストール
    ★このソフトは家庭用の使用は無料で簡単にext4を作成できた



  5. Debian GNU/Linux11のisoファイルをつぎのサイトからダウンロード
    インストールCD/DVD用イメージ

  6. iso焼きソフトでdvdの作成
    ★Win10proにはiso焼きソフトがないことがわかる
    ★以前重宝していたCDBurnerXPを下記サイトからダウンロード
      「CDBurnerXP」ライティングソフト
    ★dvdのdata用を用意してiso焼きに成功

  7. 先ほど作ったext4のパーテションにインストール作業
    ★F12キーでdvd起動を選択=>インストール作業が始まる
    ★途中で困ったのは/rootでbootローダーをを入れる場所とDebianをマウントする場
     所を設定するところで何回もやり直したが何とかインストールに成功

  8. 再起動してDebian11の初期画面が立ち上がる
    ★初期画面とgnomeデスクトップ(下記)



    ★10年ぶりにに見るDebianは見事に進化していた



  9. ところが再起動してみるとWin10proのロゴが全然でないので焦る
    ★MBRがDebian11のみになったのかと焦る
    ★win10pro dvdで修復を試みるが失敗、困ったことになった

  10. 再起動を何回かして初期画面をよく見るとWindows10proが2行目に出力して
    いることがわかり早速クリックするとWin10proが見事に立ち上がった
      



    ★これで中古pcはDebian GNU/Linux11とWin10pro DualBootに成功した
    ★Debianデスクトップはクリック1つでタブレット仕様に出力
    ★これからはDebian11でパソコンライフを一層楽しむことができる

2023年4月7日金曜日

MultiBootのOS選択画面の編集・・・easyBCDを試す

 

MultiBoot環境構築はこのブログの初期にはSystemCommander7plusを使って行っていた。この数か月中古PCの高速化でDualBoot環境の構築に取り組んできてWIN10でWindowsのブート情報(BCDストア)をGUIで編集するソフトがあることがわかりさっそく試すことにした。








  1. そもそもOSのBOOTの仕組みは
    ★ハードディスク(ドライブ)はそのパーティション構造とBOOT情報をドライブ0す
     なわちシステム内の最初のハードディスク(ドライブ)に保存
     MBR:Master Boot Recordの略でコンピュータ・ストレージの最初のセクターを指
        します
     ディスクパーテションテーブル:ディスクのパーティションを定義する情報を保存し
                    ている領域


    ★ブートセクタとは何か 参考サイト・・・ 図解がわかりやすいサイト
      ブートセクタとは何か

    ★SystemCommander7plus は上記の内容(WindowsやLinuxなど複数の異なるOSを1台のパソコンにインストールできるユーティリティソフト。ハードディスクのデータを保持しながら、パーティションの新規作成/削除といった操作も行える)を編集しOSごとのBOOTができるようにした大変便利なソフトで重宝していた 









  2. そのシステム・・・ブート・メカニズムが抜本的に変更されたとのこと 
    下記サイトを参照
     EasyBCDを使ってWindowsのブート情報(BCDストア)をGUIで編集する


  3. bcdeditとEasyBCDの違い
    ★ブート時に使用する情報はBCD( Boot Configuration Data)ストアに格納されるよ
     うになったためbcdeditがVista以降コマンドラインとして用意された
    ★EasyBCDはそのGUI版でその名のとおり気楽にBOOT情報を編集する

  4. どこからEasyBCDを入手するか
    ★NeoSmart Technologiesが開発・提供し個人版は無料
     下記サイトからダウンロード
     ブートローダーを制御

  5. 早速ダウンロード・インストールしてOS選択画面の編集を試みる
    ★言語は日本語がないのでEnglishを選択
    ★inspiron1501のDUALbootを出力している画面 
      パネル左のEdit Boot MenuのRenameタブでwin10をWIN10proに編集しなおす
     他のOSを Microsoft Windows xpと書き直す
    ★再起動してみるとWIN10起動後のOS選択画面は見事に変更されていた








  6.  
  7. その後日本語化サイトを見つける
    easyBCDの日本語化
    ★日本語化したパネル 下記写真


2023年4月6日木曜日

MultiWriter5000Nドライバー、Win10proオープンエラーの解決 inspiron1501DUALboot

 

18年前に購入して現在も愛用してきたinspiron1501をXPとWin10proのDUALbootにすることを試みる。
SSDはHanye SATASSD Q55 256GB
(Inspiron1526は前回の記事でDUAL BOOTに成功)

この作業の中で困ったことが起こったのは
NECのプリンターMultiWriter5000Nのドライバーがどうしてもインストールできず半日試行錯誤し何とか解決した経験を紹介したい。









  1. XPは32bit/NTFSでWin10proは64bit/NTFSのDualboot環境をSSDで作成を試みる
    ★SSDでの中古PCの高速化はこの間2回の記事で紹介したが、今回もPC高速化と64bit
     環境の構築を目指す
    ★準備としてWIN10pro 64bitをマイクロソフトサイトからダウンロードdvdを作成
    ★SSDはHanye SATA SSD Q55 256GBを購入
    ★MultiWriter5000NドライバーをNECサイトからダウンロード
     MultiWriter 5000N (型番:PR-L5000N) プリンタドライバ

  2. MultiWriter5000Nドライバーの解凍作業
    ★ダウンロードしたMultiWriter5000Nドライバーフォルダーをダブルクリック
     =>オープンエラーの表示、何回やっても同じで困り果てる
    ★ドライバーが合わないかと考えNECサイトからWIN8、VISTA、の64bit版をダウン
     ロードして解凍を試みるがみな失敗する

  3. Windowsの標準機能で解凍に失敗
    ★どうも解凍ソフトが原因ではないかと疑いフリーソフトでいつも使っていたLhaplus(ラプラス)をダウンロードしてこの解凍ソフトで解凍
    ★ダウンロードフォルダの上で右クリック=>プログラムから開くでLhaplusを選択
     =>解凍に成功
    ★この解凍できない現象の理解に役立ったサイト
     圧縮と解凍はWindowsの標準機能でできる?zip形式を例として紹介

  4. 早速プリンターの追加作業を行う
    コントロールパネル=>デバイスとプリンタ=>プリンターの追加=>パネル/デバイスを追加します=>プリンターが一覧にない場合=>その他のオプションでプリンタ ーを検索=>ローカルプリンターまたはネットワークプリンタを手動設定で追加する=>プリンタードライバーのインストール=>ディスク使用 製造元のファイルのコピー元(c)枠の右の参照(B)をクリック=>解凍したフォルダー5000v6n9のある場所を選択ダブルクリック=>NEC MWA.INFファイルをクリック=>OK=>インストール
     









  5.  
  6. インストール完了後コントロールパネル=>デバイスとプリンタ=>プリンターの追加
    に戻る
    ★アイコンMultiWriter5000Nが出力
    ★アイコンをダブルクリック=>プリンター=>プロパティ=>テストページの印刷
     クリック=>失敗の表示 何回か繰り返すも解決せず

  7. 再起動を行ってみて同じ作業を行うと見事テストページが出力


  8. xpとWin10proのDUALBoot環境の構築に成功
    ★中古パソコンが新品の使い心地になり、大変満足・・・高速アクセスのすばらしさ
     中古PCは生まれ変わった!!(下記参照)