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2009年6月26日金曜日

リナックスでのプロジェクター投影,xrg.conf のことなど


この春inspiron1501を最新のディストリビューションに全面更新することにした。システムコマンダー9でパーテション分割作業を行う。
 xpの領域も40GBに拡張(基本パーテション)、残りの40GBを8GBとずつlinux(論理パーテション)にとり、500MBの4つのswap領域を(論理パーテション)つくる。システムコマンダーはマルティOS環境をつくる安全なツールで、私は愛用している。
 linux領域の最新ディストリビューションは
Mandoriva 2009spring , Suse11.1 , Fedora11 , Debian lenny である。
更新作業は失敗も含めまる2日の作業となった。
作業の失敗で、みなさんに紹介したいのは、いつもは簡単にインストール作業ができたSuse11.2で思いがけないことが起こった。インストール作業が90%近く終わりブートローダのインストールになった時
いつまでたっても終了しない事態に遭遇。仕方なくインストール作業を中断した。
 もう一度入れなおし作業をやる中で、インストールに入る前の一覧での確認で、ブートローダー(grub)はルートパーテションの先頭という表示だけ確認していたが、さらに詳細設定があり、そこをクリックするとgrubをMBRに入れる設定になっていたのだ。これでは正反対になり、途中で止まった理由がわかった。
 もう一つはこの1年続いていたプロジェクターの設定作業でどうしても投影が、Xウインドウまで行くと落ちてしまい、外部出力ができない問題だった。今回の作業でこの問題をどうしても解決しようとgoogle
で検索すると、多くの共通事例と解決策を見つけることができた。
それは、Xorg.confファイル(設定ファイル)に外部出力の記載をするか、最新の各LINUXバージョンに
すれば外部出力ができることだった。また、コマンドラインではxrandrという便利なツールが開発されており、このコマンドで外部出力(ビデオなど)変更やスクリーンモード(縦横の)を表示する。
 私が持っているプロジェクターはSONYのVPL-CS10でこの機種はコンピュータ側から送られる信号を自動認識してモード設定を行う。(37種類)
Mandoriva11.1ではこの自動認識が 640×480となりプロジェクターの投影は画面の半分しか出ない
状態だった。Suse,Debian,Fedoraではきちんと1024×768と自動認識して画面はきちんと投影された。
Mandorivaのこの不具合を解決するためいろいろ試みたが解決せず、OSの再インストールと最新の更新を行ってやっと解決することが出来た。xrandrについては下記のURLの記事が参考になった。

2009年2月18日水曜日

picasa文字化けの解決 Mandoriva2008spring

Mandoriva2008springへのpicasaインストールで、文字化けが起こったのでその解決方法を探していたら、意外と簡単に解決することが分かったので紹介します。

mandorivaへのインストールは、suseと同じようにGUIとコマンドラインの両方が可能です。(これについてはsuseの記事を参照してください)


インストール後picasaを起動すると、英語画面の中に□□がところどころに表示され困っていた。Googleで文字化け解決の検索をしていると,下記のサイトに遭遇しました。

http://ameblo.jp/hiroyuki12/theme133-10000027509.html

早速下記手順で進む
「アプリケーション」ー「グラフィックス」ー「Picasa」ー「Picasa Font Settings」で「Add」をクリックし自分の好きなフォントを選択する。
(私の場合はIPAフォントを3個追加した)
そしてpicasaを起動すると見事に解決。漢字が表記された。
文字化け問題では、他の解決方法があるようですがこの方法が一番簡単。

”あめぶろ”さんに感謝します。

2009年2月14日土曜日

opensuse-11 picasaのインストールに手こずる

googleから提供されている無料の写真整理・加工ソフトPicasa3をSUSEに試行錯誤の結果インストールできた経験を紹介したい。
Picasaは写真整理・簡易加工ソフトとしてたいへん優れている。

 




昨年OpenSuse-11.0をインストールしたあとPicasa2がPicasa3にバージョンアップした。リナックス版をさがしているとPicasa3.0があることがわかり早速インストール作業を試みる。(linux版は2.7beta)


1.下記URLへアクセス


       http://picasa.google.co.jp/



  右の「システム要件のlinux」をクリック。
   Picasa 3.0 for Linux (beta)
のページへ入りダウンロード。
  ダウンロード先をデスクトップか自分のホームフォルダー
  に設定するとインストールは、コマンドライン
  (コンソールを起動してrpmコマンドで行う)
   で行うことになる。
  (RPMパッケージは32ビットIntel i386とAMD64_x86_64兼用)

  もう一つの方法はSUSEの自動ダウンロードツール
  yast2にgoogleリポジトリを設定して行う方法がある。
  http://www.google.com/linuxrepositories/yast2.html
  今回はデスクトップにダウンロードして行う方法を紹介する。

2.コンソールからRPMコマンドでインストール
 コンソールでダウンロードしたフォルダーに移動して
 「$ su
  # rpm -ivh picasa-2.7.3736-15.i386.rpm」
このコマンドで通常はインストールまで自動で行くが、
次のようなメッセージが表示されストップ。
  「libsane.so.1 is needed by picasa-2.7.3736-15.i386 」  
  libsane.so.1が必要だとの表示

3.これを解決するためYAST2でこのファイルを探す
・googleでこのことに関する検索を行うと同じ現象があることがわかる
 http://groups.google.com/group/Google-Labs-
   Picasa-for-Linux/browse_thread/thread

・SUSE11.0のリポジトリをyast2に設定する。
 上の記事から64ビット版にはこのファイルは入っていず
 32ビット版に入っていることがわかっているので、
  http://ja.opensuse.org/Package_Repositories 
  からparent directoryをクリックして上の階層へ上がり
  下記のパスをYAST2に設定(32bit版を含む)
    index of /distribution/11.0/repo/oss
  公開鍵は自動で設定される。
 ・yast2を起動し、saneで検索をかけると
 libsane.so.1ファイルが自動でダウンロード・インストールされる。

4.これでコマンドラインに戻りインストールが成功する
コンソールに戻りrpmコマンドを実行すると今度は止まらずにインストールが完了。

5.picasaの実行
 コマンドラインでは
  $picasa
またはグラフィカルではインストール表示されたプログラム一覧から行う。
早速デジカメから写真データを読み込む。
各種の機能を試す。すばらしい。linuxでこのソフトが 自由に使えるようになったことを喜びたい。

  

2008年7月15日火曜日

Fedora-8_x86_64_dvdのインストール

昨年のインストールはFedora6であったが、現在Fedoraは9までバージョンアップしている。すぐver9に移行しようと考えたが、まだリリースしたばかり安定していないとの声があるのでver8をインストールすることにした。

 事前にシステムコマンダーで80GBのハードディスクをwindows30GB(基本パーティション)残りはすべて論理パーティションにしてあるので8GBずつつ5つのlinuxディストリビューションをインストール出来るようにしておく。

早速Fedora-8のサイトにアクセス。
1.ダウンロード先は

  ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/fedora/releases/8/Fedora/x86_64/iso/

当初ダウンロード先を公式サイトにしたら転送速度が異常に遅いため上記に変更。(株式会社インターネットイニシアチブのwebサイト)転送速度は1.9~2Mbpsになった。

2..iso焼きにてこずる
 Fedoraはver8からcd.isoはなくDVD.isoになったので私のpcの環境ではdvd焼きはできないのでI/O DATA DVR-UN18Eを購入。(前回書いたSUSEでも利用)iso焼きに入る。

 早速付属ソフトのB’S Recorder で焼いたが起動せず、”かんべ”でも試したがうまくゆかない。
イメージファイルの種類を調べたら20以上もありこれすべてに対応するものは数万円の商用ソフトが
あることがわかった。freeのものをさがしていたらSUSEのWEBサイトでCDburnXPというサードパーティのプログラムがあることが分り、これを下記からダウンロード
http://cowscorpion.com/MultimediaTools/CDBurnerXP.html

これを使い.iso焼きを行ったところ見事に成功。
もう一つ苦労したのはDVDも各会社によって認識するものとしないものが
あることがわかった。maxellのrwを買ってきて成功したことも知らせたい
ことだ。(3社でテスト)なお消去はroxioで完全消去した。

3.インストール
inspiron1501のdvdrに入れ起動。(io_dataでは起動しない)
インストーラーの初期画面option設定で
linux pci=nomsiと入力。順調にイントール画面が表示され
無事終了。

4.webを見るためのadobe flashのインストール
 scim日本語環境やプリンターの設定はすぐに出来るが
adobe Flashplaerのインストールには苦労した。
adobeサイトのlinux版をダウンロードしてrpmで設定が
うまく行かない。

Fedora 8 x86_64bit版では32bit pluginを動作させる
nspluginwrapperをインストールする必要があるとの
下記webに巡り合う。

http://www.aubetec.com/hiruneko/blog2/2007/12/flashplayerfedora-8-x86-64.php

このrapperを入れてやっと解決。
”ひるねこ日記”のサイトに感謝します。
これでFedora8で快適な動画が閲覧可能になった。

OpenSuse-11.0-DVD-x86-64のインストール

 昨年インストールしたSUSE10.2は、現在は11.0に進化した。
 さっそくSuseのダウンロードサイトにアクセスする。
1.OpenSuse-11.0-DVD-x86-64.isoのダウンロード
 ダウンロードサイトは下記より
やはりブラウザーIEでは4GBを越える場合はダウンロードできないのでfirefoxを事前にダウンロード/インストールしておく。
2.ダウンロードされたisoイメージをDVDに焼く
 XP用のCDバーナーはSUSEのサイトでも紹介が
あるが、CdBurner xpが一番よいのでこれを使う。
このburnerを使うと確実にisoイメージが焼ける。
今回もこれを使い1回で成功。(DVDも焼ける)
3.インストール作業- しかし失敗の連続
 インストール作業を始める。linux pci=nomsiをオプション
設定で書き込みタイムゾーン設定まで行くとerror表示が出て
先に進めない。ファイルが壊れているのかと考え何回も
ダウンロードをやり直し、DVDを作り直したが全く同じ症状で
進めない。仕方がないのでいろいろ不具合についてgoogleで
検索していると同じ症状が出ていることがわかる。解決方法
が書かれている下記サイトを探す。
・ブート画面で[F2]キーを押し、プルダウンメニューの中から[日本語]を選択
・ここで[F6]キーを押し、[URL]を選択
・[Download Driver Update]ウィンドウが開く
   ここではデフォルトの URL として
が指定されるので、そのまま変更せずに[OK]を選択
これで解決。
4.SUSEはadobeのflashplayerとRealplayerは
特別にインストール必要ない。
初期インストールで入ってしまう。また日本語
環境もSCIMや言語ツールバーも自動で入る。プリンター
もcupsで直ぐ設定できる。
 これでSUSEの利用が可能になった。このインストール
作業で考えたことだが、SUSEのインストーラは途中で
パーティション分割やブートローダーをインストールした
先頭パーティションへの設定も簡単にできマルティ環境を
つくる上でたいへん優れている。linuxの初心者にはたいへん
すぐれたOSだと思っている。