この春inspiron1501を最新のディストリビューションに全面更新することにした。システムコマンダー9でパーテション分割作業を行う。
xpの領域も40GBに拡張(基本パーテション)、残りの40GBを8GBとずつlinux(論理パーテション)にとり、500MBの4つのswap領域を(論理パーテション)つくる。システムコマンダーはマルティOS環境をつくる安全なツールで、私は愛用している。
linux領域の最新ディストリビューションは
Mandoriva 2009spring , Suse11.1 , Fedora11 , Debian lenny である。
更新作業は失敗も含めまる2日の作業となった。
作業の失敗で、みなさんに紹介したいのは、いつもは簡単にインストール作業ができたSuse11.2で思いがけないことが起こった。インストール作業が90%近く終わりブートローダのインストールになった時
いつまでたっても終了しない事態に遭遇。仕方なくインストール作業を中断した。
もう一度入れなおし作業をやる中で、インストールに入る前の一覧での確認で、ブートローダー(grub)はルートパーテションの先頭という表示だけ確認していたが、さらに詳細設定があり、そこをクリックするとgrubをMBRに入れる設定になっていたのだ。これでは正反対になり、途中で止まった理由がわかった。
もう一つはこの1年続いていたプロジェクターの設定作業でどうしても投影が、Xウインドウまで行くと落ちてしまい、外部出力ができない問題だった。今回の作業でこの問題をどうしても解決しようとgoogle
で検索すると、多くの共通事例と解決策を見つけることができた。
それは、Xorg.confファイル(設定ファイル)に外部出力の記載をするか、最新の各LINUXバージョンに
すれば外部出力ができることだった。また、コマンドラインではxrandrという便利なツールが開発されており、このコマンドで外部出力(ビデオなど)変更やスクリーンモード(縦横の)を表示する。
私が持っているプロジェクターはSONYのVPL-CS10でこの機種はコンピュータ側から送られる信号を自動認識してモード設定を行う。(37種類)
Mandoriva11.1ではこの自動認識が 640×480となりプロジェクターの投影は画面の半分しか出ない
状態だった。Suse,Debian,Fedoraではきちんと1024×768と自動認識して画面はきちんと投影された。
Mandorivaのこの不具合を解決するためいろいろ試みたが解決せず、OSの再インストールと最新の更新を行ってやっと解決することが出来た。xrandrについては下記のURLの記事が参考になった。