三十数年前ワープロ専用機からPCに移行した時期一番驚いた機能に«戻る»ボタン(undo)がどのアプリにもあることだった。最近友人のPCで❝戻るボタン❞のアイコン表示が出ないということでその解決に戸惑たことで、❝戻るボタン❞について少し調べてみたことを紹介したい。
- 友人のPC環境は
*lavie win11pro で cpuは2core 2.6ghz ram8GB rom1TB
*❝戻るボタン❞が出力しないアプリは パーソナル編集長ver.9 - パーソナル編集長ver.9の❝戻るボタン❞の表示作業
*❝戻るボタンがメニューバーに見られない。❞早速修復作業に入る
*画面上のメニュー=>表示(V)=>ツールバー=>表示パネル=> [カスタマイ ズ]パネルに切り替え=>左の[ボタン一覧]から追加したい❝戻るボタン❞を選択=>右側に表示されるツールバーの一覧で、挿入したい位置にあるボタンまたは区切りを選択=>[追加]ボタンをクリック=>位置を変更したいボタンまたは区切りを選択し、[上に移動]または[下に移動]ボタンをクリック
*これでメニューバーに戻るとメニューバーに❝戻るボタン❞アイコンが表示された - ❝戻るボタン❞のデータはどこに保存されているのか?
❝戻るボタン❞で何十回も戻れるのは入力ごとのデータがどこかに保存されていると考え次の3つを調べてみた。結果は
①キャッシュ
②1次記憶 メモリー(RAM)
③2次記憶(ハードディスク、usbなど)
☆❝戻るボタン❞(Undo)や再実行ボタン(Redo)の操作は、アプリケーションが管理するデータ構造(たとえば、スタックやリスト)に保存される。ということはメモリー(RAM)に保存される。(スタックは、直近のデータから古い順にさかのぼってデータを取り出していきたいときに利用する。直近(最後)に入れたデータを最初に取り出せるので、後入先出(Last In First Out:LIFO)のデータ構造であると言う)
☆CPUキャッシュは、高速なデータアクセスを目的とした一時的なメモリで、アプリケーションのデータや命令を迅速に処理するために使用されるが、UndoやRedoの履歴は通常、キャッシュに直接保存されることはない
☆Word の「元に戻す」機能は、「元に戻すバッファー」と呼ばれる一時ストレージに操作を記録する。このバッファーを使用すると、ドキュメントを以前の状態に戻すことができる。元に戻す履歴の各ステップは一時的に保存され、通常は「Ctrl + Z」を複数回押すか、元に戻すボタンを繰り返しクリックすることでアクセスできる。このバッファーは永続的ではないことに注意。ドキュメントを閉じると、元に戻す履歴は失われるつけて保存は、
☆名前をつけて保存…2次記憶(ハードディスク、usbなど)になる - プログラミングからの参考になるサイトの紹介
アンドゥ-リドゥ(元に戻す-やり直し)の実装
友人のPCで.«戻る»ボタンの修復をするなかで、データ保存がどこなのかの勉強が出来、大変有意義だった。