PCでのMulti_OS環境の構築は、OSごとに構築したアプリケーション体系を 大切にし短期の使い捨てをなくすことをめざしています。また、私たち消費者には、OSとアプリケーションを選び使用する自由があることを宣言するものです。 わたしはmulti_OS環境の構築の中で得たわたしの経験をみなさんに紹介し、意見交換ができたらと考えています。
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2010年2月4日木曜日
64ビット『Google Chrome_Linux版』を使う
64ビット『Google Chrome_Linux用』が昨年の夏発表されていることを最近知り、早速ダウンロードしてみた。
windows版は発表された時すぐに使ってみて、その高速アクセスにたいへん驚いていた。
New! Linux 版(Debian/Ubuntu/Fedora/openSUSE) をgoogleサービス一覧からDebian ,Fedora ,Suse,Mndorivaにそれぞれダウンロード・インストール作業を行った。
Debian ,Fedoraではスムースにこの作業を行うことができたが Suseではlibnss3.O.soが必要とのメッセージが出てインストール作業が止まってしまった。またMndorivaではアーキテクチャーがちがっているとのメッセージが出て作業が中断した。これらについてはおいおい解決したい。
Linuxでのパッケージ以外の外部ソフトのインストール作業はwindowsに較べて初心者には難しいが
今回のlinux版はインストール時にrootパスワードを入力すれば簡単にインストールが出来るようになっている。
インストールしたchromeはfirefoxと一緒に立ち上がりタブ切り替えで使うことになっている。
新しい高速ブラウザの Linux 版の登場を心から喜びたい。
2009年9月10日木曜日
linuxとパッケージ管理
http://directory.fsf.org/GNU/
LINUXを使い始めてはじめに驚いたことは OSとアプリケーションがパッケージとしてフリーで公開され、リポジトリー(ソフトの貯蔵庫_DB)は各ディストリビューションがそれぞれ 管理している。そこに接続すれば自分の使いたい OSとアプリケーションが簡単に手に入り更新作業も行えることであった。
パッケージのダウンロードはもちろん、ウィンドウズアップデートに該当する作業が、フリーで行えるのだ。まったくの驚きであった。このパッケージ管理はLINUXではCUI(コマンドライン)とGUI(グラフィカル) の両方が用意され進化してきた。これを紹介するために一覧をつくってみた。
- Mandoriva 2009 CUIは、RPM
GUIは、Rpmdrake - Suse 11.1 CUIは、RPM
GUIは、YAST2 - Fedora 11 CUIは、RPMとYUM
GUIは、Gpk−application - Debian lenny CUIは、APTとDpkg
GUIは、Synaptic
CUIでのダウンロードとインストール作業もたいへんすぐれているが、最近はGUIでこの作業がたいへん簡単にできるようになっている。ウインドウズユーザーがこの世界に入れる条件がしだいに整っていることを知っていただければと思っている。
2009年9月3日木曜日
エディターと閉じかっこ入力
今回の内容はプログラミングを行う際必須のテキストエディターと”閉じかっこ”について各OSがどのような状態にあるかという紹介である。
先にインストールした最新の代表的OSでテキストエディターがどのような状態か調べてみた。テキストエディターはvim,emacs,xemacsの3つである。
また日本語入力SCIM+anthyで、閉じかっこ、),},」,] が入力できるかという点を調べてみた。
- Mandoriva2009spring
SCIMでの入力-> vimとemacsはきちんと出力 xemacsは日本語入力出来ず
閉じかっこ -> vim,emacs,xemacsは、}が|、]が¥に変換される - SUSE11.1
SCIMでの日本語入力と閉じかっこ出力がvim,emacs,xemacsで完璧だった。 - Fedora11
SCIMでの入力-> vimとemacsはきちんと出力 xemacsは日本語入力出来ず
閉じかっこ -> vim,emacs,xemacsとも完璧に出力 - DebianLenny
SCIMでの入力-> vim.emacs_ver22はきちんと出力 xemacsは日本語出力出来ず
閉じかっこ -> {が}、]が¥、^が=、shift9が(,shift0が)として出力
以上の結果、日本語環境がデフォルトで完璧なディストリビューションはSUSE11.1であった。次がFedora11である。初心者にはこの2つがお勧めだと分かる。
また、この状態からの簡単な脱出方法は、 かっこ とタイプして変換すれば ”」 ”が候補に出るので、かっこ とタイプして変換したら「」や『』が候補にでるように 単語登録を行う。(この方法は一時的解決でコンパイルではエラーになる)
更に根本的な解決は、debianの場合は次の手順でキーボードアサイン(レイアウト設定)を行う。(GUI)
- デスクトップ(gnome)の上の システムから
- キーボードの設定
- レイアウト
- キーボードの形式 ベンダーでgenericを選択
- japanese 106-keyを選択
- OK
で完全にとじ括弧出力が出来るようになります。またSCIM+anthyでの日本語入力も完全に出来ます。はじめの一歩が大切といわれますがキーボードアサインはこの一歩に該当する大変重要な設定だと痛感します。
Mandrivaはこの方法ではキーアサインは変更できないため、コマンドラインの作業が必要になります。この作業はホームに2つの設定ファイルを作ります。(.Xmodmapファイルと.xinitrcファイル)この詳細は次のサイトを参照してください。
http://nekolinux.blogspot.com/2009/04/blog-post_07.html
なおコマンドラインで環境変数の設定が効かないバグが報告されているので次のような設定をGUIで行う方がよいことが分かりました。
- システム
- 設定
- 自動起動するアプリ
- 設定
- 追加 名前 xmodmap
コマンド xmodmap /home/自分の名前/.Xmodmap
説明 キーアサインの変更(とじ括弧)
を記入し 追加ボタンを押します。
2009年6月26日金曜日
リナックスでのプロジェクター投影,xrg.conf のことなど
2009年2月18日水曜日
picasa文字化けの解決 Mandoriva2008spring
mandorivaへのインストールは、suseと同じようにGUIとコマンドラインの両方が可能です。(これについてはsuseの記事を参照してください)
インストール後picasaを起動すると、英語画面の中に□□がところどころに表示され困っていた。Googleで文字化け解決の検索をしていると,下記のサイトに遭遇しました。
http://ameblo.jp/hiroyuki12/theme133-10000027509.html
早速下記手順で進む
「アプリケーション」ー「グラフィックス」ー「Picasa」ー「Picasa Font Settings」で「Add」をクリックし自分の好きなフォントを選択する。
(私の場合はIPAフォントを3個追加した)
そしてpicasaを起動すると見事に解決。漢字が表記された。
文字化け問題では、他の解決方法があるようですがこの方法が一番簡単。
”あめぶろ”さんに感謝します。