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2025年6月24日火曜日

古いOSと新しいOSを使い分ける…multibootの活用


 古いOSを使っていると困ることが起こる。サイト側が古いOSでは表示しない例や、認証作業で途中で止まる例、最近GMAILで受信はできるが新しいメールの作成ができなくなった例など。古いOSで作成したファイルを新しいOSのアプリで開きたい例など以上の例の対処法を述べてみたい。






  1. Dellinspiron1501の環境 
    1. multiboot: ①win10 ②vista ③win10 pro
    2. cpu:    AMD Athlon(tm)64×2 Dual-Core processer                TK-53 1.7GHZ
    3. 外部記憶: ssd250GB
    4. memory: 4GB
  2. 古いOSを使う理由
    1. vistaには20万円近いアプリケーションが入っており使い慣れていること
      ★MS officepro2007 ★Adobe CS6 DTPソフトなど
    2. ウイルスソフトを各OSにKingsoft2021をいれてセキュリティを安全にしていること
  3. 古いソフトを使っていると困ること
    1. OSとブラウザーが古いとWebsiteがアクセスを拒否する
    2. yahooオークションでの認証が途中で止まってしまう
    3. Gmailは、最近メール受信はできるが新しいメール作成ボタンが機能しなくなった
      =>これらは0Sを再起動して新しいOSでアクセスして解決する
  4. 古いOSと対応するアプリケーションで作成したファイルと新しいOSでの作業方法
    1. pcアイコンを開くと各ドライブアイコンが表示される
    2. 古いOSで作成したファイルを新しいOSに呼び込み作業を行う(逆もあり)
      例  vistaでの他のOSのデスクトップの表示例
      ①win10のデスクトップのショートカットを作成する
       ボリュームFをダブルクリック:=>ユーザ=>ユーザー名=>デスクトップ
       =>右クリック=>ショートカットの作成=>vistaのデスクトップにショート
       カットができる
      ②win10proのデスクトップのショートカットを作成する
       ボリュームEをダブルクリック:=>ユーザ=>ユーザー名=>デスクトップ
       =>右クリック=>ショートカットの作成=>デスクトップにショートカット
       ができる(写真下:デスクトップの一番左にショートカットができる)


    3. この作業を新しいOSから行うと3つのOSを自由に移動・操作できる
      1. 各OSからショートカットで呼び出したデスクトップの使いたいファイルをクリックしてドラッグアンドドロップで今使っているOSのデスクトップにコピーすることができる
      2. ただし起動ファイル(.exe)は、起動しないこと

        ショートカットで各OSのデスクトップを呼び出すことができることは再起動しないで作業が出来大変便利であることを実感している。

2025年3月17日月曜日

「信号なし」…2台のプロジェクターcp-x385, jimveo E30で投影できず慌てる

 

最近ある会合でプロジェクターを使ってプレゼンを行おうとしたら2台のプロジェクターで「信号がない、または信号が弱い」の表示が出てプロジェクターでのプレゼンが出来ず大弱りした。その会合が終わって自宅に帰り2台のプロジェクターの修復活動を行ってやっとプロジェクターの投影に成功した経験を記したい。




①2台のプロジェクターは

 ★日立cp-x385sj

     明るさは2,200ルーメン

  発売日は2002の12月でRGB端子でPC2台接続可能の機種

 ★jimveo E30

  jimveoは、中国の企業Xiamen Feisili Technology Co., Ltd.

  Jimveo E30プロジェクターの明るさは1600 ANSIルーメン

  で2024年8月7日に発売され購入は同年9月だった

 ★なぜこの機種を購入したかといえば、hitachi cp-x385は

  HDMIに対応していないため購入

②ノートパソコンは

 ★DELL inspiron1501でOSはWin vista

  プロジェクター投影はキー FNキー+F8キー 

 ★TOSHIBA Dynabook T552 OSはWIN10に換装

  プロジェクター投影はキー FNキー+F5キー

  で外部スクリーンに投影できる

③トラブルの症状は

 ★いつものようにcp-x385sjをinsupiron1501にRGB端子で

  接続しFNキー+F8キーを押すと

  =>「信号なし または信号が弱い」とスクリーンに投影

    再起動しても同じ症状で慌てる

 ★仕方なくjimveo E30での投影に切り替える。RGB<=>HDMI変換ケーブルを

  使うが同じ症状で大弱りする

 ★PCをTOSHIBA Dynabook T552に替えjimveo E30での投影に

  切り替えるが「信号なし または信号が弱い」との表示

④仕方なくその会合の後自宅に帰り再度の設定を試みる

 ★「信号なし または信号が弱い」は何が原因か半日何度も設定を変え試みる

 ★突然HDMYケーブルを差しなおした瞬間、スクリーンにpcの画面が

  投影された=>PC側のHDMI端子の差し込みが弱かったことがわかる

  これで一転解決

 ★cp-x385sjも再度ケーブルをしっかり差し込むとこちらも解決

⑤この体験の中でjimveo E30の設定作業で次の点がわかったので追記したい

 ★初期表示が英語になっているので日本語表示にする方法

  (中国製の機種は英語表示で初期設定になっているため)

  電源を入れると自動設定が始まる=>1回目はわざとケーブルを

  pcと接続しない=>「信号なし または信号が弱い」と表示

  =>jimveo E30の本体のボタンで戻るボタン(右の)

  =>メニュー画面が表示される=>本体真ん中5つのボタンで

   スクリーン画面の各項目を移動できる=>設定⚙=>その他の設定

  =>language=>6つの言語の表記の一番下の日本語を選択=>戻るボタン

  =>ケーブル接続して再起動

  

  


  




2025年1月23日木曜日

自己完結型(ポータブル)ソフトウェアGrapesのファイルの関連付けの紹介

 

年末から正月にかけてフリーソフトの優れた関数グラフソフトGrapesを知る機会があり、そのソフトのダウンロードをして使い始めた。その際このソフトのファイルの関連付け(ダブルクリックでの起動設定)が中々できず困ったがこのソフトの特徴からくる困難があることを知りなんとかファイルの関連付けができたのでこの経験を紹介したい。






1.Grapesというソフトをどこで知ったか?
ある本で3次方程式が出てきたので、「数学小辞典」矢野健太郎編(共立出版)で調べるが、その解法の記述は省略が多く理解に苦しんだ。

★本でダメンならWEBサイトにないかgoogleで調べると大変優れた下記サイトがあることが分かった

 ・もっと分かりやすく➇「カルダノの方法」による3次方程式の解の公式の導出|
  中学でもわかる浪漫数学
    
    3次方程式の解法

このサイトの優れた特徴は、カルダノによる3次方程式の導出過程を省略なしに中学生にもわかるやさしさで記述、A4で36ページになる大作だった。私は、この大作を読み終わって、完全に3次方程式の解法が理解でき、数学的真理はこういうものだという爽快な満足感を味わうことができた

★文章での理解はこれで完璧に理解できたが、3次方程式を関数グラフソフトで見てみたいと 思ってYoutubeを検索すると下記サイトに大変優れた動画があることがわかる

 ・三次方程式の虚数解はどこに存在する?数学の不思議な世界
    3次方程式のグラフ

実数空間と虚数空間がグラフとして描画されており大変わかりやすい。この動画の最後でこのグラフを作成したソフトとしてGrapesが紹介されていた。この動画で私はGrapesを知り
活用することを思いたった。

2.Grapesのダウンロード
★早速下記サイトからGrapesをダウンロード。ver.7.89はバグがあるということでver.7.84をダウンロード   
     grapesサイト

★ダウンロード先は、ダウンロードかデスクトップ

インストールはなく、解凍をすると実行ファイル(.exe)がフォルダの中に現れる

3.自己完結型ソフト(ポータブルソフト)とは?
★このソフトのファイルの関連付けを行おうとするがWin10.Win11とも
 設定=>既定のプログラム=>ファイルの種類ごとに既定のアプリを選ぶ 
 拡張子一覧に拡張子.gpsが出力しない(win10では左側に拡張子)

★通常のWindowsのソフトはインストール作業をインストーラーソフトから行うと 
c:\ProgramFiles(x86)\ を通してインストールされる。インストールが必要なソフトウェアは、Windows 自体のライブラリを使う前提で作られており、それらを使うためにはレジストリの登録が必要(レジストリとはプログラムのデータベース)

★このソフトは自己完結型ソフト(ポータブルソフト)でインストール作業はなくZIPファイルを解凍するだけで実行ファイルが現れる

4.フリーソフトは自己完結型ソフト(ポータブルソフト)が多い
★自己完結型のソフトは、すべての必要なファイル(実行ファイル、設定ファイル<.iniファイル>、ライブラリなど)が1つのフォルダーに格納されている。このためインストールの必要がない。このフォルダーをUSBにコピー保存すればUSBからの起動も可能となる

5.自己完結型(ポータブル)ソフトの関連付けはどうするか
★Grapesの場合は
grapes.exe実行ファイルを起動=>管理者として実行=>データパネル=>編集=>環境設定=>ファイルの関連付け=>警告パネル”.gps”ファイルをGRAPESで開くようにします
=>OKボタンを押す  で関連付けは完了します

★Grapesもう1つの方法は
.gpsファイルを右クリック=>プログラムから開くでGRAPESアイコンを選択
 grapesアイコンがない場合は、.grpファイルを右クリック=>別のプログラム=>
その他のアプリ=>このPCで別のアプリを探す=>参照窓:すべてのファイル=>grapesを保存したフォルダー=>grapes.exeを選択

6.GRAPESのような優れたソフトを無料で入手できるすばらしい時代
今回Grapesを知るきっかけは3次方程式の解法からだった。私たちは、インターネットで知的探求ができる素晴らしい時代に生きている。マイクロソフトはwin10,win11のWindows OSにフリーソフトを取り込もうとすると、使用の警告が出されるが、これは人類の文化的・知的進歩に背を向けることになっていると考えます。今回の自己完結型ソフト(ポータブルソフト)に接しこのことを痛感している次第です。