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2024年3月10日日曜日

ワープロ専用機RUPO文書をPCに取り込む・・・意外な困難とその克服

 

ワープロ専用機RUPOを長年にわたって使い慣れた友人との共同作業で困ったことが発生する。私はWINのソフトwordなのでルポ文書と1つの文書にできないのだ。RUPOファイルをパソコン上で開くためには変換が必要でRUPO側の変換する作業と、製造中止となったディスクとディスクドライブ を用意しなければならない。

この2か月この意外な困難に遭遇しなんとかその困難を克服した経験を紹介したい。










  1. 保存する際のファイルの形式(規格・フォーマット)
    ★ワープロ専用機はファイルを保存する独自の保存形式をもっている
    ★PC側の保存形式はOSとアプリケーション独自の保存形式(規格・フォーマット)
     形式を持っている
    ★このため、winndowsのosでは拡張子でアプリを判断してどのアプリで開くかを決
     めている。このため保存形式が合わないファイル同士は開けない
  2. RUPO取説の入手から始める
    ★ルポの『取り扱い説明書』を調べると2種類があることがわかる
     友人は「RUPOガイドⅠ」を持っていたのでこの取説を借り読むが該当箇所が見当た
     らず、よく読むと『RUPOガイドⅡ』に「MS-DOSテキストファイルに変換」がある
     ことがわかる。
    ★yahooオークションサイトでこのⅡを2000円で早速入手する。(RUPOの機種は異な
     っていても2冊目の内容はどれもほぼ同じ)
  3. フロッピーディスクとディスクドライブ を準備
    ★20数年前のディスクドライブを書庫から探す…下記写真
      






  4. 『RUPOガイドⅡ』でのRUPOの操作・・・RUPO文書=>MS-DOSテキストへ
    ①変換の対象は文字のみで属性(図形、罫線、イメージ、書式情報、文字修飾、行修
     飾)は対象にならない
    ②フロッピーディスクはあらかじめMS-DOSで初期化しておく
    ③文書ファイル/変換メニュー画面(機能2キー・ほキー)で文書呼び出しを選び(選
     択/実行キー)を押す
    ④文書入力画面で(機能2・ほキー<保存呼び出し>)を押す
    ⑤保存先MS-DOSフロッピーをセット
    ⑥MS-DOSテキスト書き込みを選び(選択/実行キー)を押す
    ⑦ファイル名を入力する
    ⑧(実行キー)を押すとRUPO文書がMS-DOSテキストファイルに変換されフロッピー
     に保存される
  5. PC側の操作
    ★フロッピーディスクのUSBをpc側に装着・・・プラグアンドプレイでPCアイコン内
     にフロッピードライブが出力
    ★フロッピーを挿入
    ★テキストファイル形式で画面に出力する
  6. テキスト形式なのでPCの文書編集アプリ(Win 文書編集アプリ Mac文書編集アプリ Linux文書編集アプリなど)に読み込み編集レイアウト作業を行う

これで共同作業ができるようになった。一時代前のファイルを変換する作業を体験し時代の急速な変化を感じた次第です。